『HSK公式過去問集 4級』について その1

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こんにちは、rei です。

 

今回は、『HSK公式過去問集 4級』の聴力試験問題についてお話ししたいと思います。

『HSK公式過去問集 4級』について

私が使いました『2015年度版』

 

現在は、『2018年度版』が最新ですね。


聴力試験問題、読解試験問題、書写試験問題

解答と解説

 

まずは、試しに1年分を解いてみると良いと思います。

出来る出来ないではなく、どのように問題が出題されているのか、おおよそを把握しておかれると良いと思います。

HSK4級 聴力試験問題の対策

私のお勧めなやり方をお話ししたいと思います。

ご参考になれば幸いです。

 

先ずは、聴力試験問題対策から始めることを強くお勧めいたします。

後回しにしてはいけません。私の反省を込めて(笑)

 

今現在 単語の音声を聴いて意味がわかるくらいでしたら理想的なのですが、そこまで出来ていなくても、過去問をやりながら覚えていったら良いと思います。聴力試験問題に出る単語は、何度も出てきますから、繰り返しているうちに覚えられると思います。

過去問の音声での学習がある程度進んできたら、時々、単語テキストの音声を使って、単語の意味が瞬時に頭に浮かぶかどうかを確認していけば良いと思います。

 

それから、聴力試験問題の音声の編集をお勧めします。無音の箇所が時間の無駄になりますので、切ってしまいます。

私は、音声編集ソフト『Audacity』を使って編集しました。以前に『合格奪取!新HSK単語トレーニング』のところで ご紹介しました無料のソフトです。

 

前置きが長くなりました。

それでは、私がお勧めする学習方法をお話し致します。

 

問題の載っているページをコピーし、それに どんどん書き込んでいきます。『マイテキスト』を作っていきます。

過去問集の問題のところは、問題を解く練習をする時に使えるように、直接書き込まないでおきます。

 

1. コピーしたもの

2. 過去問集の解答・解説

3. 『品詞別・例文で覚える基本語彙1級~4級』の「日本語索引」、または辞書

以上の3つを使って聴く前の準備をします。

 

コピーしたものに解答を書き込みます。発音(ピンイン)が分からない単語を解答・解説の日本語を頼りに「日本語索引」または辞書で調べて、意味やピンインを書き込みます。

※「日本語索引」で調べた時、単語に印を付けておくと、後で見返した時に、頻出単語がわかります。

4択問題では、初めは解答の単語だけでも良いかもしれませんが、最終的には4択にある全ての単語の発音(ピンイン)がわかるようにします。

 

次に、解答・解説のスクリプト及びスクリプト和訳を読んで、どういう話なのかを把握します。スクリプトの中の発音(ピンイン)が分からない単語は、さきほどと同じように調べて書き込みます。

これで準備完了です。

※この準備作業には時間が掛かかりますが、やってしまえば、あとは覚えることに集中できます。

 

 

スクリプトを見ながら音声を聴きます。

音声が早く感じて聴き取れない時は、ICレコーダーの遅聞き再生機能を使うと良いかもしれません。

私はオリンパス・ボイストレックを使いました。早聞き再生機能もあります。


何度も繰り返し聞きます。

 

聴き慣れてきたら、スクリプトを見ないで音声だけを聞いてみます。

まずは、キーポイントになる単語が聴き取れるかどうかです。

キーポイントになる単語は、解答から見当がつくと思います。

 

聴力試験問題のほとんどは、一字一句聞き逃さないようにしなくても、聴こえた単語を頼りに「何の話をしてるの」が分かれば 解答は出来ると思います。

また、実際に聴力試験問題を解く時は、音声が流れる前に 予め問題文や4択の単語を見ておくのですが、それらがヒントになります。そのためにも、4択の単語の発音(ピンイン)が分かるようにしておきます。

 

 

なんだか大変そうに思えるかもしれませんが、やっていくうちに出来るようになります。

常に何を求められているかを考えながら、繰り返し聴いていきます。

 

 

問題の内容も、いくつかパターンがあります。

挙げてみますね。

 

ホテル、レストラン、郵便局、公園、空港、飛行機、地下鉄、渋滞

試合(バドミントン、バスケット、テニス)、京劇

入り口(出口)、無料(割引)、卒業、結婚、夏(冬)休み

博士、試験、申し込み、インターネット(パスワード)

 

他にもありますが、おおよそこんな感じです。

 

慣れてくると、「ああ、あの話ね」って分かるようになってきますし、出題範囲も次第に感じられるようになってきます。

 

 

たとえ5分でも良いですから、毎日音声を聴きましょう。

 

次回は、読解試験問題と書写試験問題についてお話ししたいと思います。

 

ではまた。

ありがとうございました!

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